11月に入り、朝晩の冷え込みが一段と厳しくなってきました。この時期は、夏から冬への急激な気温の変化に体が適応しようとするため、体調を崩しやすい季節です。特に注意したいのが、「冷え」と「自律神経の乱れ」です。
「冷え」は万病のもと:体の内側から温める
「冷え性」というと女性特有の悩みと思われがちですが、血行不良による体の冷えは、肩こり、頭痛、免疫力低下など、万病の原因になり得ます。
- 首・手首・足首の「三首」を温める
体の中でも特に皮膚の薄い「首」「手首」「足首」は、太い血管が通っているため、ここを冷やすと全身の冷えに直結します。マフラーや手袋、厚手の靴下などで、この三首をしっかり保温することが、体温維持の第一歩です。 - 腸を温める食習慣
体温の約40%は筋肉で、残りの多くは内臓でつくられています。特に腸は消化・吸収を行うため大量のエネルギーを消費し、熱を生み出します。冷たい飲み物や食べ物は避け、温かいスープや汁物、加熱した野菜を積極的に摂りましょう。根菜類や生姜、唐辛子などの体を温める食材も効果的です。

季節の変わり目に乱れやすい自律神経
「自律神経は、体温調節や心臓の働き、消化・吸収などを無意識にコントロールしている神経で、「交感神経(活動・緊張)」と「副交感神経(休息・リラックス)」がバランスを取り合っています。 気温の大きな変化や、年末に向けての忙しさからくるストレスは、このバランスを簡単に崩してしまいます。自律神経が乱れると、不眠、だるさ、イライラなどの不調が現れます。

- 積極的な「リラックスタイム」を設ける
副交感神経を優位にするには、意識的にリラックスする時間を作ることが大切です。
*ぬるめのお風呂に浸かる:38〜40℃程度のぬるめのお湯に15〜20分かけてゆっくり浸かると、副交感神経が刺激され、心身ともにリラックスできます。
*アロマやストレッチ:寝る前にアロマを焚いたり、軽いストレッチや深呼吸を取り入れるのも有効です。 - 規則正しい生活リズムの維持
自律神経は、決まった時間に寝て、決まった時間に起きるというリズムを好みます。休日の寝だめは逆効果になることもあるため、平日との差を少なくし、安定した生活リズムを維持しましょう。特に日光を浴びて起きることは、体内時計をリセットし、自律神経の働きを整えるのに非常に重要です。

11月は、冬を元気に迎えるための「準備期間」です。冷え対策と自律神経のケアを通じて、心身ともに健やかな毎日を過ごしましょう。
総務課