腹腔鏡下胆嚢摘出術

腹腔鏡下胆のう摘出術は1990年に本邦に紹介された新しい胆石手術であり、ここ数年、大学病院をはじめ、第一線の病院で行われるようになっています。
腹腔鏡下胆のう摘出術は従来の胆のう摘出術と比べ、

  • 手術創が小さく、傷の痛みが少ない
  • 美容上、傷が目立たない
  • 術後入院期間が短くてすむ(5日から1週間程度)

のような利点があります。

この手術法はおなかに1~2cm程度の小さな穴を3カ所にあけ、その穴よりカメラや、電気メス、はさみなどの器具を入れ、テレビに映しだした映像を見ながら胆のうを摘出するという手術です。従来の手術法のように大きくおなかを切らなくてすみ、手術中おなかの中の臓器が外気に触れることがないため、術後の腸運動の回復が早く、そのため術後入院期間も少なくてすみ、術後の痛みも少なくなっています。
このように腹腔鏡下胆のう摘出術は非常に優れた手術法で、当院でも積極的に行っております。
興味ある患者さんは当院スタッフにお気軽にご相談下さい。

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