新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。

平素より当院の医療活動にご理解、ご協力を賜り、誠にありがとうございます。

昨年7月、医療法人社団 顕鐘会 青山病院と改称して以来、私たちは地域に根ざした医療機関としての責務を果たすため、様々な取り組み、改善を講じてまいりました。新たに小松医師、關口医師を招聘し、地域での医療ニーズの高い、総合内科診療、整形外科部門を強化し、青山名誉院長、笹屋院長以下、全職員が一丸となって、患者さま目線に立った、すべての方に信頼される病院づくりに努力してまいりました。

今年は国の掲げる地域包括ケアシステムが一つの区切りを迎えると私たちは考えています。この地域に住まう人々が、たとえ医療や介護が必要な状況になっても、住み慣れた土地で、自分らしく、生活していかれますよう、全力でそのお手伝いをいたします。病院機能をより向上させ、地域包括ケアシステムの5大要素である、「医療」「介護」「予防」「生活支援」「住まい」に関わる地域の全ての方々と綿密に連携を取りながら、皆さまが安心して暮らすことのできる健康街づくりに貢献してまいります。未病の段階から地域の皆さまに寄り添い、万一の時には質の高い医療でお守りし、そして一日も早く安心して笑顔で社会復帰あるいは在宅復帰して頂く。こうした私たちの思いはすべて “心を満たし笑顔の溢れる病院を目指します“という病院の理念に繋がっています。我々の町、我々の青山病院、と皆さまに言って頂けるよう、私たちの“心を満たし笑顔の溢れる病院を目指す”挑戦は絶えることなく続いていきます。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

令和7年11

医療法人社団 顕鐘会 青山病院

理事長 田中岳史